矯正歯科治療は、不正咬合を正常咬合にする歯科医療です。不正咬合とは、悪い歯並びを総称したもので、咬み合わせがずれている状態を表す矯正用語です。
矯正治療はこどもだけが出来る治療ではなく、30代、40代、50代、何歳になっても始めることができます。
不正咬合は、心身に大きな影響を与えます。歯並びが悪ければ、咬み合わせも悪いので、全身の健康に大きな影響を与えます。
それは肉体的なものばかりでなく、精神的にも大きな負担となります。良い歯並びを手に入れることは、豊かな人生につながることと思います。
歯並びを治す矯正歯科治療は、病気を治すのと同じように歯の正常な咀嚼機能を取り戻し、健康な体と心をつくるための歯科治療です。歯並びや咬み合わせに不安をお持ちの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
マウスピース型矯正(歯科)装置(インビザライン )は、矯正治療中であっても相手に伝えない限り、治療を受けていることに気付かれにくい透明の装置です。
矯正装置を約2週間ごとに順次交換、装着することで、きれいな歯並びへと変化していきます。
受診のたびに治療の進行状態を確認し、矯正装置を受け取ります。装着に違和感が少なく、自分で簡単に取り外し可能なので、食生活もこれまで通りです。歯磨きやフロスにも影響がないので、歯と歯周組織を健康に保つことができます。
マウスピースは透明なので、周りに非常に気づかれにくいです。
そのため、ワイヤーを用いた矯正治療とは異なり、矯正治療を行っていると知られない環境で、矯正治療を進められます。
ご自身でいつでも取り外し可能なので、お食事、歯磨きなど自由に行うことができます。 また、マウスピース(矯正装置)は約2週間ごとに各段階に応じたものに取り換えて行くため、衛生面も安心です。
ワイヤー矯正では外れたワイヤーが口内で刺さるなどが起こりますが、インビザラインならそんな心配はなく、段階的にマウスピースを交換するので、ワイヤー矯正のような痛みを感じることなく治療を進められます。
マウスピース矯正を始めるには、歯型を採取する必要があります。
そこで活躍するのが口腔内スキャナー「iTero(アイテロ)エレメント」です。
iTeroは特殊なカメラでお口の中を様々な角度から撮影し、口腔内を3D画像としてスキャンする機材で、短時間(約5分程度)のスキャニングで歯型採取ができるため、印象材を用いた歯型採取に比べ患者様の負担を軽減することができます。
また、スキャニングしたその日に歯並び改善のイメージができます。
歯型採取では、お口の中いっぱいに印象材(柔らかいガムのような物)快適に歯形が採取できるを数分噛み続けていただいて、歯型を取ることが多いですが、 患者さまの中には、異物が口の中に入ったような不快感を感じたり(『おえっ』となったり、呼吸がしづらいなど)、印象材が口の中に残るケースがありました。
しかし、iTeroはスティックタイプのカメラで口腔内を撮影するだけなので、歯型採取時の負担を軽くすることができます。
また、歯型採取の直前に印象材を練り合わせたりする準備が必要です。さらに、印象材をくわえてから硬化するまでにも数分かかり、歯型の採取をするだけで数十分かかります。
一方、iTeroは大掛かりな準備の必要はなく、スキャンも非常にスピーディーで5分程度で歯型採取が完了します。
インビザラインを始めるには、歯型をデジタルデータ化する必要があります。そのため、印象材を使った歯型採取では、採取した歯形をアメリカにあるインビザラインの会社まで空輸する必要があり、治療開始まで最短でも1か月かかっていました。
しかし、デジタルデータでスキャンするiTeroでは最短で約2週間でマウスピース矯正治療を始めることができます。
インビザライン治療で1番多いトラブルは、歯型の採り直しです。印象材を用いた方法では精度が安定しない上に、即日結果が出ないので歯型採取だけで数か月かかるケースもあります。
その点iTeroの場合は、スキャン中に不備があった際、その場でエラーが出るので採り直しリスクはほぼゼロです。
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